
経営者による内部統制の無効化|リスクの識別と内部監査の対応手続
内部統制の限界とされる「経営者による無効化」を、2023年改訂の実施基準と監査基準報告書240で整理。兆候の見つけ方、取締役会・監査役等・内部監査による対策、仕訳テストや見積りの偏向の検討など対応手続を、チェックリストと抽出条件の表で解説します。
AUDIT THEME
不正のトライアングルとレッドフラグ、データ分析による兆候の検知。
7 本の記事

内部統制の限界とされる「経営者による無効化」を、2023年改訂の実施基準と監査基準報告書240で整理。兆候の見つけ方、取締役会・監査役等・内部監査による対策、仕訳テストや見積りの偏向の検討など対応手続を、チェックリストと抽出条件の表で解説します。

2026年12月1日施行の改正公益通報者保護法は、通報者探索・通報妨害の禁止や解雇・懲戒への刑事罰を新設しました。法定指針の要求事項を監査項目に落とし込み、従事者指定、独立性、記録、評価・点検の確認手順を記入例付きで解説します。

外国公務員贈賄罪は2024年4月施行の改正で法人罰金の上限が10億円に。不正競争防止法・米国FCPA・英国贈収賄法の要点と、経済産業省の指針や英国の6原則を踏まえた贈賄防止体制の内部監査の手順・チェックリストを解説します。

不正のトライアングル(動機・機会・正当化)の成り立ちと、行動・取引・組織のレッドフラグ一覧、データ分析テスト例、兆候を見つけたときの初動を解説。ACFE 2026年版調査や2023年J-SOX改訂も踏まえて整理します。

経費精算の監査は、数十件の抜き取りから全件データの分析へ移りつつあります。重複申請、承認限度額を避ける分割、深夜・休日の利用など代表的な検知シナリオと抽出条件、誤検知の絞り込み方、調書の記入例を解説します。

仕訳テストは経営者による内部統制の無効化に対応する手続です。監基報240が示す不適切な仕訳の特性を抽出条件に落とし込み、データの網羅性確認、スコアリング、証憑確認、調書の記入例まで内部監査の視点で解説します。

経費精算監査のチェックリストを、規程・申請承認・証憑とインボイス・旅費・交際費・カード・支払の7領域で公開。誰がいつ記入するか、記入例、データ分析との組み合わせ方、よくある記入ミスと運用のコツまで解説します。